片町がアートと出会う。

片町コアビル×長原めぐみ

片町コアビルのエントランスを飾るのは、長原めぐみさんの〈ストロベリー・タイム〉。ブランコに乗り寄り添っている高さ約140cmの2体のクマは、元々長原さんが友人の結婚を祝福するために制作されたものです。エントランスの広い空間を目の当たりにしたとき、ディレクターの頭の中にはあのクマが頭上で浮いている絵がすぐに浮かび、早速オーナーと長原さんに相談しました。ブランコ装置の入念な安全確認の末、クマは新しい瞳と衣裳で生まれ変わり、長原さんの微調整を重ね、展示が叶いました。今後は季節に合わせたお色直しを予定しており、片町商店街のランドマークの一つとして人々に愛される存在であり続けることを願っています。
(設置日:2020年2月16日)

タイトル:ストロベリー・タイム
フェルト作品
素材:羊毛、緩衝材、布、樹脂

●片町コアビル ビル開業1988年 繁華街・片町のランドマークである犀川大橋を渡ってすぐ、西側にある8階建てのテナントビル。1階には飲食店、上階にはスナック、クラブ、ラウンジなどが入居する。
http://k-koa.co.jp

●長原 めぐみ(Nagahara Megumi)
造形作家/金沢美術工芸大学デザイン専攻卒業・卯辰山工芸工房金工科修了 金沢市にて羊毛フェルトなどで立体造形物を制作している。
https://fancyfactorymen.wixsite.com/megumi-nagahara

 

石川県金沢市片町2丁目21−10